語学

ベトナム語を学ぼう!どのようなメリットがあるのか?

外国語を学ぶことがブームとなっていますが、自分はどれを選ぶべきか決められることもあるでしょう。
定番の英語を学習するのが得策だと思われがちですが、特にこだわりがないならベトナム語が良いかもしれません。
なぜなら、ベトナム語を習得することには多くのメリットがあるからです。

日本との関わりが今後増えていく

たとえば、日本との関わりが今後増えていくこともその一つです。
南アジアの親日国といえばタイをイメージする人が多いでしょう。
旅行先としてもバンコクなどはとても人気があります。
タイの日本人は数が多く6万人を軽く超えており、ベトナムのおよそ2万人と比べると格差が大きいです。
このような情報を見ると、タイ語を学習すべきだと感じる人もいるでしょう。
しかし、これはビジネスチャンスの観点で見ると、まったく逆の構図が浮かび上がってきます。
これからベトナム人は人口が非常に多くなると見られています。
1億人を突破する日も遠くないといわれるほどです。
それ対して、日本人の数は依然として少ないままかもしれません。
少なくともタイを上回ることはないでしょう。
そのため、日本人が現地で商売する場合、ベトナムのほうが圧倒的に有利ということなります。
日本の商品を販売するとき、ライバルとなる日本人が少ないからです。
さらにベトナム人が多いので集客もかなり見込めます。

現時点ですでに経済成長が著しい

忘れてはいけないのは、現時点ですでに経済成長が著しいことです。
自然が多くて原始的なイメージを持たれがちですが、実勢にはかなりインフラの整備が進んでいます。
都心部の利便性は日本の都会とそれほど変わりません。
少しずつですが、日本の経済パートナーという立場に近づいているというわけです。
韓国人など他のアジア人が多い点からも、ベトナムが非常に活気づいていることが分かります。
もちろん、このなま順調に成長していくという保証はありません。
上下の格差が激しいので、中間層がもっと増えないと厳しい可能性もあります。
しかし、そのようなリスクがあるからこそ、ビジネスチャンスも大きくなるのです。
タイ語やインドネシア語を学ぶ日本人も少ないですが、それでもベトナム語を学習している人よりはたくさんいます。
したがって、希少性という観点では後者に軍配が上がるというわけです。
そう言われても、別にベトナムで商売をするつもりはないという人もいるでしょう。
その場合は、別の観点でどのようなメリットがあるのか理解すると良いです。

ベトナムは美人が多い

たとえば、ベトナムは美人が多いといわれることがよくあり、男性が旅行先に選ぶ理由に挙げることも多いです。
そのような女性たちと知り合いたいという理由も、ベトナム語を勉強する立派な理由といえます。
一緒に暮らすならコミュニケーションを取る必要があるので、国際結婚に憧れているなら尚更です。
そう聞かされても、どうやってベトナム語を勉強すれば良いのか分からないという意見もあります。
たしかに英語などと比べると、街中で教室を見かけることは多くありません。
そのため、かつては指導者を見つけることに苦労する人がたくさんいました。
しかし、今ではインターネットを使えば、誰でも簡単に講師を見つけられます。
外国語の専門学校が行っているオンライン教室が代表的ですが、その他の方式を選んでも大丈夫です。
たとえば、日本にいる一般のベトナム人が、テレビ会議システムを用いて行っているケースもあります。
また、ベトナムにいながら、日本人相手に指導しているケースも少なくありません。
この場合は驚くほど安い料金設定であることが一般的ですが、それは物価の差によるものなので遠慮しなくても大丈夫です。
いずれの方法でもよいので、自分が続けやすいと思えるものを選びましょう。
もちろん、実際に教室に通って学ぶ方法も十分な効果を期待できます。
コミュニケーションのツールである以上、同じ空気感でやり取りしたほうがレベルアップにつながります。
ジェスチャーも交えやすくなりますし、相手の微妙な息遣いなども体感が可能です。
休憩時間などに世間話もできるので、ベトナムの文化に関する知識を習得するチャンスもあります。

まとめ

実際に習うのが対面式でも、その相手はインターネットのほうが探しやすい場合もあります。
ベトナム人は日本語を学びたいと思っているケースが多いので、互いに教え合おうと呼びかけることで、手を挙げてくれることも珍しくありません。
ベトナム人が多く集まるコミュニティサイトがあるので、日本人も参加が認められてていることを確かめたうえで、積極的に募集してみると良いでしょう。
そこで見つからなくても、ベトナム人同士のネットワークを通じて後から申し込みがあることも期待できます。
いずれにせよ、主体的に探そうとするスタンスを持つことが大切です。
それゆえ、冒頭で述べたメリットを理解して、それを原動力にすることがポイントなります。
ベトナム語を話せるようになったら、自分はどのように変われるのかイメージしてみましょう。